ご挨拶

 人や動物の細胞培養技術は、1885年のドイツの発生生物学者Wilhelm Roux のニワトリ胚組織を直接培養する「組織培養」技術から始まり、1940年以降に細胞の単離した細胞の培養「細胞培養」技術へと大きく進歩ました。この細胞培養技術は様々なウイルスの研究に大きく貢献し、培養細胞を使った多くのワクチンの製造に道を開いてきました。1960年ごろ、細胞の培養に必要不可欠な様々な合成細胞培養液が開発され、ヒトの癌細胞や様々な動物の細胞が培養出来るようになりました。細胞培養液は癌の研究、細胞の栄養要求研究、ウイルス研究などの医学研究領域で広く利用されるだけでなく、ハイブリドーマや遺伝子導入細胞などの人工細胞を使った抗体や生理活性物質の生産などの医薬品産業分野でも利用されてきました。さらに近年、培養細胞を利用して様々な病気を治療する再生細胞医療の臨床研究が始まり、それに伴う細胞培養技術の進展によって細胞培養液は再生細胞医療を実現するための極めて重要な基本要素となりました。
当社は、長年の「細胞培養液」の研究とその製造技術開発によって得られた多くのノウハウを活用して、日々発展するバイオ医療技術や医薬開発環境の変化に対応する高性能細胞培養液を開発して迅速に提供する事によって再生細胞医療やバイオ医薬品開発に貢献する事を当社の責務としております。

代表取締役社長 佐藤 威

事業目的

 細胞培養技術は難病治療、医薬品開発、遺伝子機能の研究、等様々な事業分野において欠かすことの出来ない重要な要素技術になっております。当社は、日本の無血清培養液研究発祥の地 「仙台」で培われてきた細胞培養液の開発経験を基に、細胞培養に必要不可欠な無血清培養液の開発・製造と細胞培養技術等の提供を行い、安全な再生・細胞医療の実現を支援します。

 

営業内容

高性能な無血清培養液の製造販売

 第4の癌治療方法として期待される癌免疫療法のTリンパ球・NK細胞・DC細胞などの培養に用いる安全で高性能な無血清培養液を自社開発し製造販売しています。

特殊培養液の受託製造
 
弊社の細胞培養液製造技術を生かし、医薬開発、試験研究、バイオ医薬開発研究等に必要な特殊培養液の製造を受注致します。新規処方培養液の製造・既存培養液の組成変更などお客様の希望に添った製品を1ロット最大500リットルまで製造致します。

 

製品開発ポリシー

高性能な細胞培養液を提供するために
 お客様に高品質な細胞培養液を迅速に供給するために、品質マネジメントシステム(QMS)に準拠した社内QMSを構築して高品質な原材料の選定、厳格な製造工程管理、高度な品質管理、的確な在庫管理を行っています。また、お客様が安心してご使用頂けるように原材料の仕入れから製品の販売先までのトレーサビリティを確保致しております。

超純水は培養液の命 (Ultra Pure Water)
・細胞培養で定評のあるSuper-Q超純水を使用
・比抵抗値、総有機炭素 (TOC)、エンドトキシン含量、細菌数等を定期管理
原材料  (High Quality Ingredients)
・品質規格の明らかな高純度原料を選定
・遺伝子組み換えタンパク質を優先
・全ての原料の品質規格を管理
製 造 (Production under conformity with the GMP)
・GMPに準じて管理されたクリーンルーム内で製造
・製品別製造工程指示書に従った厳密な製造管理
品質管理 (Quality control based on the JP)
・日本薬局方に準じた品質検査、浸透圧、pH、エンドトキシン、無菌試験
・培養液の種類に適合する細胞を用いた性能試験